【回想録】自作計画、始動
ASUS(エイスース)のPRIME H310M-A R2.0、マイクロATXマザーボード。
チップセットは第8世代用としてはいちばん安価なH310、メモリも2枚までという、いかにも初心者向けといった感じのマザーボードだ。
2019年2月、これをベースに、ついにPCを自作することにした。
10年前に購入したCore2Duo搭載PCを一通りいじってみて、たどり着いた結論は「これ以上この旧式PCに手を加えても限界がある」ということ。
同時にネットの情報や動画を参考にPCいじりをやった結果、自作PCもいけるんじゃね?という確信を得ていた私は、上記のマザーボードをベースに、その制作に着手した。
…実はというと、最初は別の意図で買ったんだ。
元のケースはそのままに、中身だけをまったく別物に作り替える、いわゆる魔改造をしてやろうと思っていた。
ところが実際にやってみようとしたところ、ケースのバックパネル部分が専用設計で、物理的にマザーボードを入れ替えられない構造。実行しようとすると、そこそこ分厚い鉄板を切って削って穴あけて…とかなり面倒くさいことになりそうなのは目に見えていた。
ということで早々に路線変更。完全に自作でいこう。パーツの調達を続行。
CPU:インテル Pentium Gold G5400
Core i3のさらに1つ下のグレード。Core2Duoでもじゅうぶんにプレイできてたんだからこれでイケるだろ、ということでチョイス。
初めての自作でもあるので、習作の材料という意味も兼ねてお値打ちなヤツを選んだ。
メモリ:シリコンパワー DDR4 2666MHz 8GB(1枚)
メモリも2枚挿したほうがいいというのは知っていたけど、とりあえず1枚購入。
電源:玄人志向 500W BRONZE
とりあえず値段で選んだ。
ストレージ:ウェスタンデジタル WD BLUE HDD 1TB
ゲームするならSSDじゃないのかよとツッコまれそうだが、まずはハードディスクで。お値段も5000円台と安かったし。
グラボ:ASUS GeForce GT1030
前回の話題にも出したファンレスグラボ。あまりゲーム向きではないが、とりあえず完成を目指すということで続投。
OS:マイクロソフト Windows10
先代PCより続投。これで先代は完全にお役御免に。
ケース:サイズ 旋風
ミドルタワーATXケース。強冷却を謳うだけあってケースファンを取り付けできる箇所がいくつもあり、さらに元から静音12cmファンが3個付属。しかも安い。
組み立てはネットの情報通り、割とすんなり進んだ。それぞれの配線や差し込み口が微妙に違う形になっていて、挿せる所にしか挿せないようになっているので間違えようがない。
Windowsのインストールや初期設定、PSO2クライアントのダウンロード等も特に問題なく完了。
ミドルタワーのケースにマイクロATXのマザーボードを収めているせいで、中身がスカチューンのオートバイみたいになってるのはご愛嬌。
これで初めての自作PCは大成功…と言いたいところだが、そうそう順風満帆とはいかなかった。
この後、ある『病』を克服するため奮闘することになる。
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