【回想録】ファンレスタイプはやめておけ
2018年、冬。
間違って32ビット版を入れていたWindows10を64ビット版で入れ直し、PSO2プレイ環境を整えつつあった頃、次に着手したのはグラフィックボードの買い替え。
6年前に買ったGT640よりはマシだろうということで、近所の量販店でGT710を購入。じつは当初これを買う予定は無く、店頭で見かけて「面白いな」と思ってつい買ってしまったものだ。
そう、ファンレスタイプである。
冷却ファンがついていない代わりに、大きなヒートシンクがついている。これでファンの音をさせずに放熱する仕組み。
冷却ファンがついていない代わりに、大きなヒートシンクがついている。これでファンの音をさせずに放熱する仕組み。
それからしばらく後、すぐに物足りなくなってGT1030を購入。これもファンレスタイプ。
…しかしこの2つ、結論から言うと『大失敗』。
いかに大きなヒートシンクを備えているとはいえ、ファンで自発的に冷却できないのは大きなディスアドバンテージになっていたらしく、710は640よりベンチマークスコアが下がってしまったし、1030も「ゲームは動作しているのに、画面だけフリーズ」という状態に陥ったこともあった。
ファンレスグラボをきちんと冷却するにはケースファンやエアフローを工夫するしかないが、それをすれば当然「ファンの音がしない」という利点は失われる。少なくとも負荷の大きいゲーム用途でファンレスグラボを使うのはやめたほうがいい、ということを思い知ることになった。
もっとも、PSO2NGSをはじめ現在のゲームはPCに要求するスペックも高くなってきているので、ファンレスで済む程度のグラボではそもそも満足に動作しないだろう。そういう意味では、今となってはあまり気にするような問題ではないのかもしれない。
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