【NGS】NGSとDLSS

 PSO2NGS、2月9日のアップデートでいろいろ新要素が追加されたわけだけれども。


 それぞれの詳しいことは他のブロガーさんやユーチューバーさんが紹介してるんで、そちらにお任せするとして。PC自作者が気にするべきは一つ。


 DLSSへの対応。






 ディープ・ラーニング・スーパー・サンプリング。AI(人工知能)の技術をなんやかんやしてフレームレートを上げるっていう、例のアレ(PC自作者とは思えない雑な解説)。
 RADEON系グラボ用の設定も併せて実装されてるみたいだが、GeForceしか使ってないので割愛。

 早速オプションメニューを開き、項目を確認する。

・OFF
・オート(画質とフレームレートのバランスを自動で調節)
・クオリティ(画質重視)
・バランス(中間)
・パフォーマンス(画質を落としてフレームレート重視)

 以上の5つから選択する。OFF以外にすると『アンチエイリアシング』と『3Dレンダリング解像度』の項目が選択できなくなり(項目が暗転し、カーソルを合わせられなくなる)、DLSSに任せる状態になるっぽい。


実際に使ってみると
 キャラクターや景色の輪郭がくっきりし、動きも多少なめらかになる。さすがに劇的にフレームレートが向上するというほどではないが、フルHDの解像度でもDLSSは間違いなく効果があった。


思わぬ副作用
 画像がキレイになってフレームレートも向上して、それでグラボの負荷もおさえられる、といった具合にいいことずくめ…かと思ったら、思わぬ副作用?が発生した。
 ちょっとカメラから離れた場所にいるキャラ、例えばプレイヤーと会話しているNPCなどの目パチ口パクに謎の残像がかかってしまい、目や口を動かしているんだかいないんだかわからない、なんとも妙な状態になってしまった。
 この現象、おそらくは画像の動きをなめらかに見せるための工夫が、目パチ口パクのような細かく素早い動きも補完しようとして、かえっておかしなことになってしまったのではないか。
 キャラの顔をアップにしていれば気にならないんだが、さすがに顔アップのままゲームを進めることは無いと思うので。気にしない人もいるだろうけど、個人的にはすごく気持ち悪い。結局、残念ながらDLSSはOFFにして使うという結論に至った。


ついでにアンチエイリアシングをいじる
 DLSSをONにしたときグラフィックの見え方が結構変わったので、それに近づけられないかとあちこち設定をいじって、アンチエイリアシングに行き着いた。
 TAA+FXAAなどの項目があるが、これをFXAAのみ(TAAを含まない設定)にすることで輪郭をくっきりさせつつジャギーも抑えられることがわかった。


個人的なまとめ
 RTX3060を買ったからにはDLSSを活かしたかったけど、目パチ口パクに謎残像がかかってしまうので。

 DLSSはOFF。
 アンチエイリアシングをFXAAに。

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